そもそも「因果」と「相関」とは?
因果関係
→Aが原因となり、Bという結果が生じる関係。
例:「毎日カロリー収支をマイナスにする → 体重が減る」
相関関係
→AとBが同時に発生しているが、AがBを引き起こしたとは限らない関係。
例:「アイスの売上が増えると、水難事故が増える」
(実際の原因は「夏の暑さ」)
つまり、ある習慣や食べ物と体重の変化が同時に起こったとしても、それが直接的な「原因」かどうかは慎重に判断しなければいけません。
ダイエットの誤解あるある「相関」を「因果」と勘違いする例
1. 「〇〇を食べたら痩せた!」 → ほんとに?
「リンゴを食べるダイエットを始めたら、2週間で3kg痩せました!」という話を聞いたことはありませんか?
たしかにこの人はリンゴを食べて痩せたかもしれません。でも、それが「リンゴを食べたから」なのか、「リンゴ中心の食生活で全体のカロリー摂取が減ったから」なのかはわかりません。
実際の因果関係
⭕️総摂取カロリーが減った → 体重が落ちた
❌ リンゴそのものに「痩せる効果」がある
つまり、リンゴが特別な痩せる食品なのではなく、「食事量が減った結果」痩せた可能性が高いわけです。
2. 「朝ごはんを抜くと太る」 → 実は因果関係ではない?
「朝ごはんを抜くと太る」という話を聞いたことがあるかもしれません。実際、一部の研究では「朝食を抜く人のほうが肥満率が高い」というデータが出ています。
でも、これは「朝食を抜くこと」が直接の原因なのでしょうか?
他の要因が影響している可能性
・朝食を抜く人は生活習慣が乱れていることが多い
・朝食を抜いた反動で昼食・夕食を食べすぎている
・健康意識が低い層が朝食を抜く傾向にある
つまり、「朝食を抜くこと」自体が太る原因とは限らず、他の生活習慣とセットで考える必要があるわけです。
3. 「運動をすると体重が増える」 → だから運動はダイエットに向かない?
「ジムに通い始めたら逆に体重が増えた! 運動は痩せないの?」という声もあります。
運動と体重増加の「相関」は事実かもしれませんが、それが「運動のせいで太った」という因果関係とは限りません。
考えられる理由
・筋肉量が増えて一時的に体重が増えた
・運動した安心感で食事量が増えた
・水分貯留による体重増加
運動は脂肪燃焼や健康維持に役立つので、「体重が増えた=運動は無意味」と考えるのは間違いです。
では、正しい情報を見極めるためにはどうすれば良いのでしょうか?
ダイエット情報を判断するときは、次のことを意識しましょう。
・「本当に原因なのか?」を疑う
たとえば「○○を食べたら痩せた!」という話を見たら、「それ以外の要因はないか?」を考える習慣をつけましょう。
・科学的なデータを確認する
単なる体験談や個人の成功例だけでなく、複数の研究で同じ結果が出ているかをチェックすることが大切です。
・短期的な変化ではなく長期的な視点で考える
一時的な体重変化だけを見て「これが痩せる方法だ!」と決めつけず、長期的に続けられるかどうかを考えましょう。
ダイエットの情報に惑わされないために
因果関係→「Aが原因でBが起こる」
相関関係→「AとBが同時に起こるが、直接の関係とは限らない」
ダイエットの世界では、相関を因果と勘違いした情報が多く出回っています。「本当にそれが原因なのか?」を冷静に考えることで、正しい知識を身につけ、無駄な遠回りをせずに健康的なダイエットを続けられるようになります。
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