ダイエットや健康管理を始めるとき、多くの人がカロリー制限や有酸素運動を思い浮かべます。
しかし、身体のラインを整えながら健康を守るには食事全体に意識を向ける必要があり、「塩分」も無視できません。
塩は神経や筋肉の働きに欠かせない一方、過剰に摂取すると体内の水分バランスが崩れ、むくみや高血圧といった問題を引き起こす原因になります。
ダイエットと聞くと体重を減らすことに意識が向きがちですが、単に食事量を減らすだけでは健康を損なう危険があります。
体内の水分や電解質バランスは筋肉の働きに重要であり、不足すると脱水やけいれんを招きます。
逆に塩分を摂り過ぎると余分なナトリウムを薄めるために体内に水が溜まりやすくなり、むくみや血圧上昇を招いてしまいます。
つまり、理想のボディを目指すにはカロリーとともに塩分量にも目を向ける必要があります。
加工食品を減らす
市販の加工食品や外食には多量の塩分が含まれていることが多く、塩分過多になる理由として当てはまる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
家庭で調理する際も濃い味付けを避け、出汁や香辛料を活用すると満足感が得られるため塩分過多を防ぐことができます。
カリウムを意識する
野菜や果物、豆類に多く含まれるカリウムはナトリウムの排泄を促し、血圧を下げる働きがあります。
バナナやほうれん草、アボカドなどを積極的に取り入れまることで体内の塩分濃度を調整しましょう。
運動時の補給を調整
長時間の汗をかく運動では電解質ドリンクや少量の塩飴などでナトリウムを補給することで、脱水や低ナトリウム血症を防ぐことができます。
逆に短時間の運動で塩分を多く補給していしまうと、塩分過多になってしまうため水や麦茶など無糖の飲み物で水分補給しましょう。
急激に減らしすぎない
今までの食事から極端に減塩してしまうと、味覚がついていかず長続きしません。
塩分量過多になっている方は徐々に減塩して調整してみましょう。
厚生労働省が発表する「日本人の食事摂取基準」によると、2020年版より成人の塩分摂取目標量は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされています。
参考文献記載例:日本人の食事摂取基準
塩分は生命活動に欠かせない一方で、過剰に摂取するとむくみや高血圧、心血管疾患など多くのリスクの要因となることがあります。
日本人の多くは目標量より多くの塩分を摂る傾向があり、加工食品や外食の頻度を調整することが重要です。
運動をしている人は汗で失われるナトリウムを補うことも必要ですが、通常の生活では塩分量を意識して、野菜やカリウムの豊富な食品を増やすことが健康的な身体作りにつながります。
今日から塩分を意識して、むくみのないすっきりした身体と元気な毎日を目指しましょう。
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