~心拍数と運動強度の関係を解説~
「脂肪燃焼ゾーン」という言葉、ダイエットや運動に興味がある人なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
「この心拍数で運動すれば脂肪がよく燃える」と言われるこのゾーンですが、果たしてそれは本当に効果的なのでしょうか?
今回は、脂肪燃焼ゾーンの意味とその実際の効果、そして心拍数と運動強度の関係についてわかりやすく解説します。
脂肪燃焼ゾーンとは?
脂肪燃焼ゾーンとは、最大心拍数の60〜70%程度の心拍数で運動することで、脂肪が効率的にエネルギーとして使われる状態のことを指します。
たとえば、最大心拍数を「220−年齢」で計算すると、30歳の人の最大心拍数はおよそ190。その60〜70%は、114〜133拍/分が脂肪燃焼ゾーンとされます。
このゾーンでは、体はエネルギー源として糖質よりも脂肪を多く使うため、脂肪が「燃えている」感覚になります。
本当に脂肪がよく燃えるの?
結論から言うと「燃えやすい」は事実だが、「効率的に痩せる」とは限らないというのが現実です。
▶ 確かに脂肪の割合は高い
低強度の運動では、エネルギー源として脂肪の使用割合が高くなります。
一方、強度の高い運動では、糖質の使用割合が増えます。
つまり、「割合」で見れば脂肪燃焼ゾーンの方が脂肪を使っているのは事実。
▶ でも、消費カロリーは少なめ
ただし、低強度の運動では全体の消費カロリーが少ないため、結果として燃える脂肪の「量」はそこまで多くありません。
たとえば:
・30分間ウォーキング(脂肪燃焼ゾーン) → 総消費カロリー:約150kcal(脂肪から約90kcal)
・30分間ジョギング(高強度ゾーン) → 総消費カロリー:約300kcal(脂肪から約90〜120kcal)
意外にも、強度を上げた方が脂肪燃焼の「量」は増えることもあるんです。
じゃあ結局、どう運動するのがベスト?
あなたの目的に応じて、運動の強度を使い分けるのがポイントです。
⚪︎ダイエット初心者や運動が苦手な人
→ 脂肪燃焼ゾーンの運動(早歩きや軽めのバイクなど)が◎。長時間継続しやすく、体にも優しい。
⚪︎時間が限られている人や短期間で痩せたい人
→ 高強度の運動(インターバルトレーニングやランニングなど)を短時間で行うと、総消費カロリーが増えて効率的。
⚪︎筋肉を維持しながら痩せたい人
→ 筋トレ+有酸素運動の組み合わせがおすすめ。筋肉量が減ると基礎代謝も下がってしまうので注意。
「脂肪燃焼ゾーン」は、たしかに脂肪を使いやすい運動強度ではありますが、それだけが脂肪を落とすカギではないというのが本当のところ。
大切なのは、あなた自身の体力、目的、ライフスタイルに合わせた運動を選び、継続することです。
無理なく、楽しく、そして効率よく脂肪を燃やしていきましょう!
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