ダイエットを頑張っているのに、ある時を境に体重が全く落ちなくなる…。
「停滞期」に直面したことがある方も多いのではないでしょうか?
今回は、最新の研究をもとに、停滞期がなぜ起こるのか、そしてどう乗り越えるかについて解説します。
停滞期ってなに?
停滞期とは、減量中に体重の変化が止まる現象のこと。
摂取カロリーを減らし、運動も継続しているのに、数週間から数ヶ月体重が落ちない状態が続きます。
この現象は「ホメオスタシス(恒常性)」と深く関係しています。
最新研究が示す「代謝適応」のメカニズム
近年の研究(2020年代以降)では、停滞期の背景に「代謝適応(metabolic adaptation)」という反応があることがわかってきました。
代謝適応とは?
体が“飢餓状態”と判断すると、
・基礎代謝を下げる(消費エネルギーを抑える)
・エネルギー効率を上げる(少ないカロリーでも生きられるようになる)
つまり、同じ生活をしていても、消費カロリーが落ちるため、体重が減りにくくなるのです。
レプチンと甲状腺ホルモンの低下も影響
食事制限により体脂肪が減ると、脂肪細胞から分泌される「レプチン」というホルモンが減少します。
レプチンの減少は、
・食欲の増加
・甲状腺ホルモン(代謝に関与)の分泌低下
を引き起こし、体が「脂肪を燃やすモード」から「エネルギーを温存するモード」に切り替わってしまいます。
停滞期を乗り越える3つのヒント
① リフィード(炭水化物を一時的に増やす)
週に1〜2回、あえて炭水化物を多めに摂ることで、レプチンの分泌を促し、代謝をリセットする効果が期待できます。
② 食事内容の見直し
長期間の食事制限で栄養バランスが崩れると、代謝に必要なビタミン・ミネラルが不足する可能性も。
たんぱく質、鉄分、ビタミンB群を意識して取りましょう。
③ 体重以外の変化に注目する
筋肉が増えて脂肪が減っていると、体重に変化がなくても「見た目」は変わっていることがあります。
ウエスト周りや写真比較など、他の指標も大切です。
停滞期は「体が順応している証拠」
停滞期は、決して「失敗」ではありません。
むしろ、体が変化に適応しようとしている証です。焦らず、うまく付き合っていくことが大切。
・停滞期は体の防御反応「代謝適応」が原因
・レプチンや甲状腺ホルモンの変化も影響
・栄養の見直しやリフィードで乗り越えられる可能性あり
数字にとらわれすぎず、「続けること」が何より大切です。
体は確実に、内側から変わっていきます。
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