味噌汁や鍋料理に欠かせない豆腐ですが、豆腐には様々な栄養素が含まれていて、健康を支える食材として巷で注目が集まっています。今回は、豆腐に含まれる栄養素を見てみましょう。
豆腐には、主要な栄養素であるタンパク質や脂質の他にも、体に良い機能性成分を多く含んでいます。含まれている栄養素の特徴、身体に与える良い影響を見てみましょう。
⚪︎たんぱく質・リノール酸
豆腐に豊富に含まれるたんぱく質は、コレステロールの低下や血圧上昇の抑制を期待できる成分になります。脂質に多く含まれているリノール酸もコレステロールに働ける効果があり、善玉コレステロールを増やす作用を期待できます。高血圧やコレステロール値の異常などの改善に効果的で、それらが原因になる動脈硬化を防ぎ、脳出血や心筋梗塞などを予防する効果が期待できます。
⚪︎レシチン・βコングリシニン
レシチンとは、不飽和脂肪酸で構成された成分になります。血管に付着したコレステロールを溶かしたり、付着を予防したりする働きがあり、動脈硬化の予防する効果を期待できます。大豆に含まれるβコングリシニンには内臓脂肪を減少させる効果があり、レシチンとともに体内に働きかけ、肝臓に脂肪が多くなる脂肪肝の予防にも効果的です。
⚪︎レシチン・コリン
レシチンにはコリンという成分も含まれていて、2つの成分によって脳を活性化する役割を果たします。神経細胞の材料になるレシチン、レシチンから分解され情報伝達物質に変化するコリンによって、記憶力や集中力を高める効果が期待できます。
⚪︎サポニン
サポニンは、豆腐の食感や風味の要因となる成分です。様々な効果が発見されており、脂肪蓄積の予防、便通の改善、血栓の予防など、成人病や老化などを防ぐ栄養として注目されております。
⚪︎イソフラボン
豆腐の原料である大豆に多く含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをすると言われ、女性ホルモンが減少が原因のひとつと考えられる骨粗しょう症や更年期障害などを予防する効果が期待できます。。そのほかにも、乳がんや前立腺がん、胃がんの予防にも効果的と考えられ、日本人が欧米人よりもこれらの発症が少ないのは豆腐を多く食べるからと言われております。
⚪︎オリゴ糖
豆腐に甘みを感じるのは、オリゴ糖を多く含んでいるからです。腸内の悪玉菌の増殖を抑えたり、免疫力を向上したりするビフィズス菌の栄養源になり、体内のビフィズス菌を増やすとされています。腸の動きの活性化、発がん物質の分解などの働きがあるので、便通改善やがんの予防に効果的といわれております。
⚪︎カルシウム
カルシウムは、骨や歯などをつくる栄養になります。イライラしやすいとカルシウム不足というように、気持ちをコントロールする上でも重要と考えられています。豆腐にはカルシウムが多く含まれているだけではなく、吸収しにくいカルシウムを他の食材と組み合わせて摂取しやすいのが魅力です。様々な食材と調理できるので、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDを含むものと一緒に食べるとより効果的です。
⚪︎ビタミン
ここまで成人病の予防などに関する栄養が多かったですが、豆腐に含まれる豊富なビタミンは美容に効果的な成分です。肌の調子を整えるビタミンE、皮膚や粘膜に働きかけるビタミンBなど、美しい肌を体内からサポートしてくれる効果が期待できます。
豆腐は栄養豊富な食材ですが、食べすぎには気を付けましょう。食べれば食べるほど健康になれる訳ではなく、かえって栄養が偏ってしまう事もあります。
たくさんの栄養を摂取できますが、例えば豚肉と比べてカルシウムが多いですが、タンパク質や脂質は低くなります。肉や魚などと置き換えて食べると栄養が偏りやすく、実はカロリーが高くいつもの主食にプラスすると一食あたりのカロリーが高くなりやすいです。
適度に取り入れて、他の食材もバランス良く摂取しましょう。
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