塩分
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塩分で体重が増えるのはなぜ?

「体には、細胞の内側と外側の塩分濃度を一定に保つという機能があります。細胞の内側が水分で満たされていれば、肌のうるおいやハリなど良い状態としてあらわれます。しかし、体内の塩分濃度が濃くなると、薄めようとして水分を送り込みます。そのため、血流量が増え、血管外の組織に水分を溜め込むようになります。そうすると、さらに細胞の中と外の水分バランスが乱れてしまいます。その結果、細胞と細胞の間(細胞間質)に水が溜まってしまい、いつまでも外に排出されない状態が“むくみ”といわれています。むくんでいる状態というのは、余分な水分が排出されないため、結果として体重も増えるということにもつながります。

水分の排泄は、主に尿で行われます。尿は血液から作られますので、むくみの原因となっている水分をリンパ管より吸収して血管内に戻さないと、むくみは改善されず、水分代謝もうまくいかず、痩せにくい体になっていきます。そのため、それを放置していると太る、という負のスパイラルに。

実際に塩分摂取量が増える食習慣の場合、カロリー過多の場合も多く、過体重または肥満になるリスクも高まると言われています」

 

    塩分過多によるダイエットのデメリット

    「味が濃いものは、噛まずに飲み込んでしまいやすい、という傾向があります。味が濃いものや油が多いものは、口に入れた瞬間においしいと感じやすいため、舌で奥に流し込んでしまうのです。そうすると、咀嚼の観点からも良くないですし、噛み砕かれない状態で胃や腸に届くため、消化器官にも負担をかけてしまうことになります。

    噛まずに早く飲み込んでしまうということは、早食いにもなり、気づかぬうちに結構な量を食べてしまいます。そして、結果的に塩分も摂り過ぎる、ということになりがちです」

      どこからが摂りすぎ?

      「日本人の食事摂取基準2020年版によると、塩分は女性で6.5g未満、男性だと7.5g未満とされています。ラーメンであれば、スープまで飲み干してしまったら、あっさりオーバーしてしまいます。味噌汁でも、味噌の量が多い場合、1杯で1g程度の塩分が入っています。そのため、ほかの主食やおかずと合わせて食べると、1食でも少なくとも2〜3g程度の塩分摂取量になります。それを考えると、主食はそもそも塩分がほとんど含まれていないお米系を選ぶ、などといった工夫をするのがおすすめです。おかずも具材の旨味を活かしたものを選んだり、ドレッシングなど、あとからプラスする調味料の量も気をつけるようにしましょう。味噌汁も具をたくさん入れて、旨味を引き出す、出汁をしっかりきかせることで自然と味噌の量を減らすことができ、少しの量で満足いく味に仕上がります。
      最初は薄味かも?と思う程度で、あとから旨味を感じられるような塩味の使い方が、ダイエットにも効果的です」

        まとめ

        塩分は直接的に脂肪が増えるという事はあまりないですが、浮腫みとして体重に出てしまったり、食べる量を増やしてしまい結果的に体重の増加や落ちない原因になります。

        思い当たる方は一度減らしてみましょう。

         

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