ビタミンを大きく分けると、水に溶けやすい「水溶性ビタミン」と油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」の2つに分かれます。ビタミンEは脂溶性ビタミンに分類され、カラダの中の細胞膜に存在し、健康維持のために働きます。
また、脂質の酸化から守る働きがあるといわれており、油脂を含む食品の抗酸化剤として使用されます。
日本食品標準成分表を見ると、ビタミンEの項目には「トコフェノール」が記載されています。トコフェノールは、α・β・γ・δの4種類に分類され、植物によって合成されています。このほかに4種類の「トコトリエノール」が存在しています。
カラダの中でみられるビタミンEの大部分が「α-トコフェノール」のため、日本人の食事摂取基準には「α-トコフェノール」の数値が用いられます。
日本人の食生活において、食事に極端な偏りがない場合、ビタミンEが不足することはほとんどないと言われています。また、ビタミンEの摂取量が目安量を満たしていなくても、健康な成人であれば、ビタミンE欠乏の症状が現れることは稀だとされています。
⚪︎ビタミンEを多く含む食品
ビタミンEは動物性食品、植物性食品を問わず、さまざまな食品に含まれます。
動物性食品のうち、ビタミンEが多く含まれているのは一部の魚介類になります。肉類や卵にも含まれていますが、鶏肉(もも肉)は100g当たり0.7g、卵は1個当たり0.65gと、めかじきやうなぎに比べると少なくなります。ナッツ類には、アーモンドに多く含まれ、果実類にはキウイやアボカドに多く含まれます。
一つ一つの食品に含まれているビタミンEの量は少なくても、1日に摂取した量を合計すると、日本人の食事摂取基準の目安量を満たせる傾向があります。
また、通常の食品からビタミンEを摂取できている場合、欠乏症や過剰症が起こることはないとされています。
ビタミンEは、一般的な食事をしていると不足しにくい栄養素になります。栄養摂取は、食品から摂取することが基本となります。幅広い食品を食事に取り入れることで、栄養バランスが整いやすくなります。食事が偏ってしまう場合は、数日で調整するほか、栄養補助食品も上手く活用してみましょう。
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