成人の男性が比較的安静に1日を過ごした場合、体からは約2〜2.5ℓほど水分が出ていきます。
出ていく水分は約半分は尿や便として排出され残りの約半分ほどは汗や呼吸で使われています。
1日に2ℓ水を飲みましょうということをよく聞くようになりましたが、安静にしていても2ℓ以上の水分が体から出ていくことが理由の一つとなります。
身体の大きさや運動量によって必要量は変わっていきますので必ずしも2ℓという訳ではありません。
ライフスタイルに合わせて水分の摂取量を調整しましょう。
⚪︎代謝アップ
水を摂取することで血行がよくなり、栄養や酸素を運ぶスピードが上がります。その為、細胞の活性化が早くなり代謝が上がります。
代謝が上がることにより、エネルギー消費量が増加=カロリー消費量が増える。そのためダイエット効果が期待されます。
⚪︎血流改善・生活習慣病の改善や予防
血液の80%は水分で構成されているため、水分が不足すると血液がドロドロに...
十分な水分を摂取すると血流が良くなり脂質や糖、塩分を排出しやすくなります。そのため糖尿病や高血圧などの生活習慣病の改善や予防の効果も期待されます。
血液環境が良くなることにより温かい血液が行き渡るため、冷えの防止にも!
⚪︎便秘解消
便秘の原因の一つに、水分不足により便が硬くなっていることがあります。代謝が落ちて腸動きが弱っていたとしても、水分を含んだ柔らかい便であれば排出できる可能性が高くなります。
もちろん水分だけではどうしようもないことがありますので、食物繊維も意識して摂取できるとスムーズに排便できる可能性が上がります。
⚪︎アンチエイジング
年齢を重ねるごとに水分量は低下していきます。その為、水分を補って体内を潤すことで「肌荒れ」「小じわ」「クマ」「くすみ」などの防止に繋がります。
また、肌トラブルの原因となる「老廃物」「食品添加物」「大気汚染物質」等の有害物質も排出してくれます。
水は体内を掃除してくれて、さらにカルシウムを多く含む水分を摂取するれば、骨の健康も保たれる為アンチエイジングに繋がります。
⚪︎リラックス効果
水に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンには鎮静作用があると言われています。その為、ストレスを感じた時にゆっくり水を飲むとリラックス効果を得ることができます。
特にカルシウムには、イライラしているときに優位になる交感神経を抑える作用があります。交感神経の働きを抑え、自律神経のバランスが整うと頭痛予防や動悸の改善に繋がることもあります。
また、自律神経は白血球の動きにも関わるため、免疫力アップのためにも水分補給は欠かせないものと言えます。
お手洗いが近くなることや、仕事をしていて水分があまり摂れていない方が多くいますが、水分不足はダイエットの妨げだけでなく、下記のような症状にも関係してきます。
・浮腫み
・脳梗塞
・心筋梗塞
・脱水症状
・熱中症
人間の身体は約60%が水分と言われています。摂取した水分は体内で体液となり身体の各所に酸素を運んだり、老廃物の排出をしたりと生命活動の一端を担います。その為、体内の水分量が2〜5%減少するだけで、脱水症状や熱中症の症状が現れ始め、水分が20%不足してしまうと、命を落とす危険性も出てきます。
年齢を重ねるほど特別なトレーニングをしていない限り、筋肉量が低下していきます。筋肉には水分を蓄える働きもあるため、筋肉量の低下に伴い水分量が低下します。さらに感覚が鈍化することにより、喉の渇きにも気付きにくくなっていき脱水症状に陥りやすくなります。
また、浮腫む事を気にしてあまり水分をとらないという声をよく聞きますが、むしろ逆で水分を摂取してその分排出をしている方が浮腫みにくくもなります。
自分では平気と思っていても身体は水分を欲していることがあります。気づかないうちに危険な状態に陥らないためにも、こまめな水分補給を心がけましょう。
水以外で水分補給をする際には注意が必要です。
⚪︎お茶・コーヒー(カフェイン)
お茶やコーヒーにはカフェインが含まれるため、利尿作用があります。その為、水分補給を目的とした摂取はあまり向きません。また、カフェインの過剰摂取は中枢神経や心臓にも影響を与える可能性が出てくるため注意しましょう。
さらにコーヒーや紅茶を飲む際に砂糖を入れる場合は糖質にも注意が必要になります。液体に溶かして糖質を摂取すると量が分かりにくくなり、思っているよりも摂取してしまう可能性があります。
砂糖を入れた飲み物を摂取すると血糖値が急激に上昇します。もちろん食事を摂ったときにも血糖値は上がりますが、急激に上がることが問題となります。急激に上がった血糖値を今度は急降下するように身体が指示を出します。血糖値が急降下すると低血糖に陥る可能性が高く、めまいやダルさ、イライラなどの症状も出てきます。
カフェインには脂肪燃焼効果もある為、摂取してはいけないものではなく、むしろ運動前などのタイミングで摂取することにより脂肪燃焼効果を上げることもできます。水分としては換算しないようにすることと、砂糖の入れすぎに注意が必要ということを覚えておきましょう。
⚪︎スポーツドリンク・ジュース
スポーツドリンクやジュースには糖質、塩分が含まれるため、過剰摂取にならないように注意が必要です。
特に運動量が少ない日でも日常的に摂取していると過剰摂取になりやすいので、運動量を見ながら調整しましょう。
⚪︎アルコール
アルコールに関しては水分補給になりません。
むしろアルコールを分解する際に水分を使うため、逆効果になります。
また、アルコールには利尿作用があります。アルコールの中でもビールは特に利尿作用が強く、ビールを1ℓ飲むことで、身体の水分が1.1ℓ失われると言われています。
トレーニング後にアルコールを飲みたくなる気持ちはわかりますが、水分を摂取しておかないと脱水状態を促進することになります。
また、水分不足を放置しておくと、血液中の水分量が減り、内臓に十分な血液が行き渡らなくなります。
その結果、腎不全に陥る危険性もあるため、お酒を飲むときは普段よりも意識的に水分を補給する必要があります。
トレーニング日にアルコールを摂取すると効果が7割失われるとも言われているので、頭に入れておきましょう。
何気なく摂取している水にも実は様々な働きがあります。
特にダイエットに関係してくるところとしては代謝を上げてくれる事、便秘の解消が大きく関わってきます。
人間の身体は食べた物で作られています。食品にばかり目が行きがちですが、身体の約60%が水分ということを考えると、水分もかなり重要なことがわかると思います。
水を飲むのが苦手な方や、時間的に難しい方も多いかと思いますが、簡単に始められるダイエットと捉えて今日からでも最低2ℓ以上は飲むように意識してみましょう。
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